毎シーズン思うことがあります。
それは「いろんなことをしたい」ということです。
全然違うことである必要はなくて (もちろんそれでも OK) 、ただ、少なくとも同じ斜面ばかり滑るだけっていうのは嫌なだけなのですけどね。

ということで、 したこと / しなかったことの両面から振り返ってみます。

コブ: 全くといっていいほど入らず。
春のシャバ雪: 全くといっていいほど滑ってない (そもそも春は滑ってない)
パーク: なにそれ楽しいの?
新雪: わずか数日でそれまでの1シーズン分以上滑った。
アルペン: アルペン始めました (少しだけ)

【コブ】
あきれるほど入りませんでしたね…

まず、そもそもコブが出来るようなゲレンデに行かなかったのが一つ。
また、シーズン序盤はコブが成長していませんし (あっても雪が薄くてコブ底が危険。板的に) 、ドカッと降ってコブが出来そうな日には新雪を滑ることを優先していたというのも影響しています。

また、いい感じにコブが成長し出す年明けからは怪我で滑れなかったのも地味に効いてるっぽいです。
怪我から復帰後も、そもそもコブがあるゲレンデに行ってないので、コブを滑るはずもありませんしね…(・ω・)

春は春で最速のシーズン終了となった 10-11 シーズンより1週間遅いだけという、これまた異例の速さでシーズン終了したので、相対的にコブを滑る時間が増える春が丸ごとなくなってしまったというのもあります。

これはコブ滑りが減って当然ですよね(;´Д`)

【春のシャバ雪】
そもそも春になってから滑ってないので、これもほとんど滑っていません。
ドンッ!と暖かかった (暑かった) 日にシャバ雪っぽくなったことはありますが、あの、春独特の深いシャバ雪にはほど遠かったですし、滑っていないといったほうが近い状態です。

【パーク】
自分にとっては、滑るのに飽きた時に初めて興味が出てくるのがパークです。
今シーズンは全くもって滑り足りなかったので、そんな状態では当然パークに行きたいと思うはずもありません。
行ったら行ったで楽しんじゃうと思うのですけどね。

少し話がそれますが、滑り足りないからといって「滑りたい」と思うかはまた別なのが難しいところです。

【新雪】
昨シーズンまでと比べて圧倒的に増えたのが新雪です。
クリスマス寒波、年始の寒波とドカ雪があったのが嬉しかったですね。
特に年明けの岩岳では一日中新雪しか滑っていないのですが、これは以前の自分からは考えられなかったことです。

新雪の楽しさに目覚めたのが、今シーズン一番の収穫かもしれません。

もっとも、その後は怪我をしたりタイミング的に合わなかったりで、ほとんど新雪を楽しめなかったのですが。
でも、こればかりはタイミングもあるので、仕方ないですよね(´・ω・`)

【アルペン】
これは全く新しいチャレンジ (?) です。
アルペンをするなんて、以前なら全くありえないことですからね。
しかし、10-11 シーズンの終わりに W さんから GRAY の Force を頂き、さらにさらにシーズンイン前には「ショートボードがないとツライでしょ」ということで O さんが虎の子の SG (モデル不明。ただし一番とんがっていた時期のものらしい) をくれたり、ものすごい勢いで背中を押されましたね。

しかし、アルペンを履こうと計画していた直前に怪我をしてしまい、その後も風邪を引いたりなんだりで、結局アルペンデビューしたのは3月頭でした。
その後のグダグダっぷりは機会があればまた別に書くとして、アルペンをがっちり履いたのは2日だけでした (フラフラになるまで滑ったけど)

やっぱり、ここでも怪我とその他諸々の状況が他と全く同じように影響していますが、それでもアルペンを始めたというのは来シーズンに繋がることだと思うので、ある程度の満足感はあります。ただし、満足というにはほど遠くて、実際のところは不満だらけですが。


総論として、新しいことには随分と手を出せたと思います。
ただし、絶対的な滑走時間が圧倒的に少ない分、どうしても手が回らないところが出てきてしまったのは否めません (少し足りないどころではなく、今まで届いていた手を引っ込めてしまった感じ)

やっぱり、絶対的な滑走時間はある程度以上はキープしないといろいろとダメだと強く思わされましたね。
怪我をしてしまったことは仕方ないとして、それ以外の部分が本当にひどかったなあ、と。いろいろありますが、それを書くとしたらまた別の機会 (カテゴリー) にしたいと思います。

どんなに質を高めても量がある程度以上なかったらダメだ、それが分かっただけでも大きな収穫だったと思います (その質も…というツッコミは聞こえない方針で)
今シーズンはそういうシーズンだったのかもしれません。